ChatGPTでリアルな画像が作れる！？話題のリアル画像生成機能を使ってみた

最近話題の「画像生成AI」。
Midjourney、Leonardo AI、SeaArtなど、さまざまなツールが登場していますよね。

そんな中、実はChatGPTにも画像生成機能があるってご存じですか？

ChatGPTには、「DALL·E」というAIが内蔵されており、テキストから画像を生成できます。
さらに最近では、よりリアルな画像を作れる「Photo Realistic Image GPT」機能も追加されました。

この記事では、この機能の使い方や特徴について、わかりやすく説明していきます！

Photo Realistic Image GPTとは？

「Photo Realistic Image GPT」は、ChatGPTに追加されたリアル系画像生成機能です。
これまでのChatGPTの画像生成（DALL·E）では、ややイラスト風の仕上がりになることが多かったのですが、この機能によって、より写実的（フォトリアル）で高品質な画像や映像風の出力が可能になりました。

🔍 どんな特徴があるの？

✅ リアルな人物や風景が表現できる
肌の質感や光の反射、背景の奥行きなどがリアルに描写されます。
✅ 写真や実写に近い仕上がり
一見してAI生成とは思えない、現実の写真のような自然さが特徴です。
✅ 映像用の構図やライティングにも強い
「映画のワンシーンのような雰囲気を出したい」といった要望にも対応できるクオリティ。
✅ プロンプト（指示文）も自然言語でOK
難しいコマンドは不要。「カフェでくつろぐ女性のリアルな写真を作って」といった文章だけで生成できます。
下の画像は実際に上のプロンプトで指示して生成した画像です！
実際の写真かのようですよね◎

💡 MidjourneyやLeonardo AIとの違いは？

MidjourneyやLeonardo AIも非常に高性能ですが、
ChatGPTの画像生成機能は会話形式で画像を調整・再生成できるのが魅力です。

たとえば、画像を見て「もう少し明るくして」「服の色を赤に変えて」と話しかければ、そのまま調整してくれます。

従来のDALL·Eでは難しかったインタラクティブな画像編集が、ChatGPT上で完結するのが大きな進化ポイントです。

🧠 実は「DALL·E 3」がベース

この機能の裏側では、OpenAIが開発したDALL·E 3という画像生成モデルが使われています。
つまり、「Photo Realistic Image GPT」は、DALL·E 3をさらに進化させて、写実性を高めたバージョンと考えても良いでしょう。

✅ まとめ

「Photo Realistic Image GPT」は、ChatGPTでリアルな画像を対話形式で簡単に作れる次世代ツールです。
難しい操作は一切なく、「こんな画像がほしい」と伝えるだけで、あなたのイメージがプロ並みのビジュアルに変わります。

どんな画像が作れるの？

ChatGPTの「Photo Realistic Image GPT」機能では、驚くほど多彩なジャンルの画像を作ることができます。
しかも、すべてテキストだけで指示できるため、デザインやイラストの知識がまったくなくてもOK！

ここでは、どんな画像が作れるのか、代表的なジャンルを実際の生成画像と併せてご紹介します。

🔸 1. リアルな人物写真風

肌の質感や服の素材、背景のボケ感まで再現可能。
📌 活用例：SNSのサムネイル、ブログのアイキャッチ、架空のモデル撮影

例(左[実写]/右[アニメ調])：「都会のカフェでくつろぐ20代日本人女性の写真風画像」

🔸 2. 風景・自然・建築などのリアル描写

光や天候の表現が自然で、写真と見間違えるレベルの仕上がり。
📌 活用例：壁紙、旅行ブログ、ポスター素材

例(左)：「霧の中に佇む竹林」
例(右)：「未来都市の夜景」

🔸 3. アート風・イラスト風の表現も可能

リアルだけでなく、絵画風やアニメ風にも対応しています。
📌 活用例：LINEスタンプ、Tシャツデザイン、絵本制作

例(左)：「水彩風の猫の肖像画」
例(右)：「浮世絵風の侍のイラスト」

🔸 4. 商品モックアップやプロダクトイメージ

ECサイトで使うようなプロっぽい商品画像も作れます。
📌 活用例：ネットショップ、クラウドファンディングの資料

例(左)：「白背景に置かれたおしゃれなコーヒーカップ」
例(右)：「未来的なスマートウォッチ」

🔸 5. 抽象的なコンセプトビジュアル

抽象的なテーマやコンセプトを視覚化するのが得意です。
📌 活用例：プレゼン資料、広告バナー、ミュージックビデオの背景

例(左)：「デジタルと自然が融合した世界」
例(右)：「AIが夢を見るときのイメージ」

💬 指示文はこんな感じでOK！

「青空の下で本を読む学生のリアルな写真を作って」
「宇宙の中に浮かぶ神殿風の建物を描いて」
「水彩風の柴犬のポートレートを作って」

このように、自然な日本語や英語の文章で伝えるだけでOK。専門用語やスキルは一切不要です。

まとめ👆

ChatGPTの「Photo Realistic Image GPT」機能は、リアルからファンタジー、アートから商品画像まで、
ほぼすべてのジャンルに対応可能です。
しかも、「こういう画像がほしい」と言葉で伝えるだけで簡単に誰でも作成できます。
また、チャット形式で対話しながら微調整できるので、デザインの幅がグッと広がり、
アイデアを即ビジュアル化できます。

無料でも使える？

ここまで読んで「ChatGPTで画像まで作れるなんてすごい！」と思った方も多いのではないでしょうか。
そこで気になるのが、「この機能って無料でも使えるの？」という点ですよね。

結論から言うと…

❌ ChatGPTの画像生成機能（Photo Realistic Image GPT）は、無料プランでは使えません。

🔐 画像生成には「ChatGPT Plus」への加入が必要

画像生成機能を使うには、以下の条件を満たしている必要があります：

条件	内容
プラン	ChatGPT Plus（月額20ドル／約3,000円）に加入
モデル	GPT-4oを選択すること（無料プランはGPT-3.5のみ）

GPT-4oに切り替えると、画像生成や画像編集などの機能が有効になります。

📷 無料プランでできることは？

現在、無料プランではテキストチャット機能のみが利用可能で、画像生成機能は利用できません。

たとえば以下のようなことは可能です：

文章の作成やアイデア出し
プロンプト（画像生成用の指示文）の相談
他の画像生成AIツールの使い方の相談

つまり、ChatGPT無料プランでは画像は作れないけれど、画像生成の準備やアイデア出しには使えます。

💡 他の無料画像生成AIも検討してみよう

「とりあえず無料で試したい！」という方は、以下のような画像生成AIもおすすめです！

ツール名	特徴
SeaArt AI	無料でもリアルな画像が作れる。日本語対応。
Bing Image Creator（DALL·E）	Microsoftアカウントがあれば無料で使用可。
Leonardo AI	高精度＆無料枠あり（英語UI）。

これらのツールでAI画像の魅力に触れてから、より高機能なChatGPT Plusへの移行を検討するのもアリです。

まとめ👆

ChatGPTのリアル画像生成機能は非常に高性能ですが、現在は有料プラン限定となっています。
本格的に使ってみたい方は、月額制のChatGPT Plus（GPT-4o）を検討してみてください。