最近、自分の顔を動かして喋らせる「AIアバター」系のツールをいろいろ試している中で、
気になったのが「VEED.IO」という動画編集ツール。
「動画編集メインのツールかな?」と思っていましたが、
調べてみるとAIアバター機能も搭載されているとのことで、無料で試してみました!
VEED.IO.ioとは?
VEED.IOは、ブラウザ上で動く動画編集ツール。
字幕生成やノイズ除去などの動画編集機能が豊富で、ビジネス向けにも使われている人気サービスです。
その中に、「AIアバター」や「AIスピーチ機能」があり、テンプレートから喋るアバター動画を作ることができます。
ただし、自分の写真を使ってオリジナルアバターを作成するには有料プランへのアップグレードが必要です。
今回は、まず無料でできるテンプレートから試してみることにしました!
テンプレートでAIアバター動画を作ってみた
① アカウント作成
公式サイト(https://www.veed.io/)にアクセスし、Googleアカウントなどでログインします。

② AIアバターメニューを選択
Homeの上部にある「Create」メニューから「AI Avatar」を選ぶと、編集画面が表示されます。

③ 好きなテンプレートを選択
テンプレートには英語圏中心の人物がズラリ。
60種類以上ありましたが、残念ながら日本人風のアバターはいませんでした。
とはいえ、キャラクターの見た目や動きのクオリティは非常に高く、
表情も豊かで、話している内容にしっかり合わせて動いてくれます!

④ テキスト入力&音声選択
テキストを入力すると、自動的にナレーションと口パクがつきます。
日本語は対応しているので喋らせたい文章を入力して、「Japanese」を選んでください。
今回アバターは「Stephanie」を選びました。

⑤ 動画を生成してmp4で出力
編集を完了して、mp4を選んで出力します。
mp3やgifも選べます。ウォーターマークは無料だと消せません。

実際に使ってみた感想
まずテンプレートの完成度がとても高く、プレゼン資料や動画教材の素材としては十分すぎます。
ただ、日本語対応がやや不十分で、特に見た目が日本人のアバターは見つかりませんでした。
ビジネス向けに英語のプレゼンを作りたい人にはぴったりですが、
日本人に日本語を話させたい場合は課金してアバターを自作する必要があります。
「AIアバターを無料で作りたい!」という人は、HeyGenやVidnozAIの方が合っているかもしれません。
無料プランと有料プランの違い
VEED.IOの有料プランと無料プランの違いを表にまとめました。
有料プランを検討している人は参考にして下さい。
VEED.IO 料金プラン比較表
項目 | Freeプラン | Liteプラン | Proプラン |
---|---|---|---|
月額料金(年契約) | $0(無料) | $19($9) | $49($24) |
透かし(ウォーターマーク) | あり | なし | なし |
自動字幕生成(英語) | ❌ | ✅(月144分まで) | ✅(月144分まで) |
出力画質 | SD | フルHD(1080p) | 最大4K対応 |
動画・音声素材ライブラリ | 一部のみ | フルアクセス | フルアクセス |
アップロード制限 | 制限あり | 無制限 | 無制限 |
フォント・色・字幕などの編集 | 基本のみ | シンプルブランドキット利用可 | フルブランドキット利用可 |
動画作成本数 | 月5本まで | 月5本まで(AIスタジオ動画含む) | 無制限(AIスタジオ動画含む) |
AIアバターの使用 | ❌ | ❌ | ✅ |
字幕のダウンロード | ❌ | ❌ | ✅ |
アバターを使ってみたり、画像動画変編集するだけなら、無料プランで十分だと思います。
商用利用したり、自作のAIアバターを作って、VEED.IOを編集ツールのメインにしようと考えている人は
有料プランにするといいかもしれません。
まずは、無料機能を使ってみてください。
まとめ
テンプレートの完成度は超優秀!だけど日本人アバターがいないのは惜しい。
VEED.IOは、テンプレートベースでサクッと高品質な動画を作りたい人にはぴったりなツール。
ただし、自分の顔を使ったアバターを作るには有料プランへのアップグレードが必要です。

とはいえ、テンプレートのクオリティは本当に高く、
「ちょっと英語のプレゼン資料に入れたい」「デモ動画を作りたい」
という方には、十分使う価値があるツールだと感じました!
また、無料のレベルを見る感じ、有料で作れるアバターにも期待できますよね。
余裕があったら試してみようと思いました◎
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